徒然なるままに

徒然なるままに、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくっていくブログ。

タンクトップへのラブソング

寒い。

最近はこの一言に尽きる。

衣替えの季節ということもあり、近頃はタンクトップも気軽に着れない。

これは僕にとってはかなり深刻な問題となる。

何、タンクトップがどうした、という人もいるでしょう。

しかしね、僕はタンクトップを愛している。

それほどまでに、僕の生活には欠かせないアイテムなんです。

高校の時には「タンクトッパー」と呼ばれるまでに着こなしていた。

春夏秋冬、タンクトップの僕が見られない時期はない。

それはもうね、松みたいな。

一年中青々としてる木々みたいな。

常緑樹もまあ文字通り真っ青になってしまうほどの僕のタンクトッパーっぷり。

「学校の前の松が常に青いのは僕がいつもタンクトップだからだよ」みたいな。

といった具合でこの記事では僕がいかにタンクトップを愛しているかを語ることになるので、「タンクトップは外道」「袖が無いなんて正気じゃない」「脇毛にトラウマがある」という方は読まない方がいいかもしれません。

それでは早速、なぜ僕がタンクトップを愛するのか。

まず何より、この服、涼しい。

僕は知る人ぞ知る汗っかき。

ちょっと動いただけですぐ湿る。

「なんで濡れてんの?」ってよく聞かれるけど、俺が聞きたい。

「もうこんなビショビショなの?」って。なんだ俺はセクシー女優かって。

しかし、このタンクトップ。

通気性が違う。袖があるないで大きく違う。

布団から足を出すのと出さないので全然違う感じ。

パンツががっつり見えてしまうのとパンツがみえそうで見えない感じの違い。

その差はわずかだけど、全く異なるこの感じ。

Tシャツとタンクトップでの涼しさの差は大きい。

そして何よりこのタンクトップ、濡れない。

どこが濡れないって、脇。

散々汗かくとかいってたけど、なんかもう僕、脇汗とかすごい。

スマブラとかすると、それはもうナイアガラ。

ババ抜きなんかもう、台風?台風通り過ぎた?って感じ。

19号も「これは敵いません^^;」ってタジタジよ。

脇に水神とか宿ってるレベル。なんかもう、まつられてるよね。尊い。

グレーのシャツとか着るとね、もうね、黒いのよ。

闇。そこはもう、闇。

この世の終焉を感じさせる闇。

まっくろくろすけ出ておいでーとかいったらわさわさ出てきそう。

というわけで汗っかきの僕としては乾くことを諦めるスタンスで生活している。

速乾とか、吸水とか、正直2の次。どうせ濡れるし。

そうなるともうね、濡れる脇がないタンクトップ一択よ。

といった具合にタンクトップは欠かせないわけだ。

しかしね、こうも寒いと、上着を着なきゃいけないわけ、パーカーとか。

するとどうなるかっていうと、闇だよ。

脇とかまっくろ。闇。

このタンクトップの「濡れない」という特性が仇になるわけ。

全部ダイレクトに上着にパスするわけ。

もうそれはバルセロナも真っ青なパスワークよ。

脇からパーカーに強烈なミドルシュートみたいな。

かといって袖がある服を着れば脇が濡れて気持ち悪いし、僕もお手上げだ。

どうすればこの時期タンクトップで快適に過ごせるのだろうか。

やはりこの時期のタンクトップは諦めるしかないのか。

しかし、僕はタンクトップの可能性を諦めない。

タンクトップには無限の可能性が隠されていると僕は信じている。

脇毛は隠さないけど。

おしまい