寒暖ウォレット
スーツのお尻に穴が空きました。
就活における長時間の夜行バスやマックでの僕の蒸れたケツ圧に堪え兼ね、財布の角が顔を出し、弾痕の様な穴が開いてしまいました。
歌舞伎町あたりを歩けば「テメー、カタギじゃねぇーな」と声をかけられそうなケツになってしまいましたが、今日も無事就活の面接を終えることができました。
就活を始めて2ヶ月が経ち、さすがの僕も東京の街に慣れてきました。
まあ、2ヶ月もあれば、色んなことが起きましたね。
皆さん、東京の人間にどんな印象を抱いてますか?
東京の人は冷たいなんて言いますよね。
確かに、人が多い分すれ違いざまぶつかってもなんてことなさそうですし、満員電車でぎゅうぎゅうに押し込まれたりすると全員漬物にして豚に食わせてやりたい気分にはなりますね。
でもそんな嫌なことばかりではなく、いい話もあるんですよ。
先日、池袋で証明写真を撮った際、財布を写真機の中に忘れてしまったんですね。
「うわーー、終わったな」って思ったんですけど、
なんとその後落し物センターから電話が来て、全額無事で戻って来たんですよ。
東京で財布落としてそのまま戻ってくるなんてそうそうないと思いますけどね。係員さんも「いやー、池袋で戻って来るなんてラッキーだねー」って言ってましたからね。
実際ほんと不幸中の幸いといいますか。
でも冷たい街なんて言われる東京ですが、そういう心優しい人もいるんだな、と胸が暖まるという経験をしました。今後は落とさない様に気をつけたいですね。
と思ってたら、今日新宿で財布パクられました。
まあ、こりずに店のトイレに財布忘れた僕も僕なんですけど。
用を足そうとしたらケツに弾痕があるもんだからビックリしてポケットから財布を取り出したんですよ。
これから大事な企業の面接があるのにケツに撃たれたとなれば面接官に「テメー、カタギじゃねぇーな」と心証が悪くなるかもしれませんからね。めっちゃ焦ったんすよ。そしたらそのまま置いて来てしまいまして。
店を出て財布がないことに気付いたんですが時間も時間だったのでそのまま面接に向かいました。
しかしケツは撃たれてるし財布は無くなるしで正直面接どころじゃなかったです。
「あなたの大学生活で大変だったことはなんですか?」って聞かれたので「たった今だバカ野郎」って答えましたからね。ウソですけど。
そんなわけでマジで正真正銘無一文のまま東京に放り出され、ケツに穴が開いた状態で昨日買った食パンを泣きながら食ってました。
あわや高速バスの料金も払えず天涯孤独でそのまま僕の人生の幕引きとなるかと思いましたが、友人のおかげでなんとか夜行バスも確保し、無事に山形に向かうことができました。
まあとどのつまり今回の記事で何がいいたいかというと、
東京の人間はクソ、人類の氷河期
キンッキンに冷えてやがる。悪魔的に。
もし持って行ったやつ見つけたなら、ケツに鉛玉ぶち込んで東京湾に沈めてやりたいです。
おわり
(東京の方、すみません)