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徒然なるままに

徒然なるままに、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくっていくブログ。

恥辱ニューライフ

春が来た。

新入生も入り、そろそろ生活にも慣れてきた頃だろうか。

今更にはなってしまうが、新入生に向けて、ちょっとした注意事項を書いてみたい。

学生となると、多くの人が慣れない地で一人暮らしを 始めるのではないかと思う。

私と例に漏れずその一人で、2年前の春、清明寮という学生寮に住むことになった。
この清明寮というのは、表向きは学生寮として存在しているが、実のところ大学から離れた辺境の地に建てられた監獄で、私はその囚人番号411として投獄されていた。
清明寮を出る人を皆「脱獄おめでとう」とその門出を祝ったものであった。

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イメージ画像

しかし監獄の中ではかなり自由な方であり、外出も自由で、門限も定められていなかった。

新生活に浮かれに浮かれていた私は、見慣れぬ新天地に期待を込め、喜々として監獄を飛び出した。

しかしその時、私はとんでもない過ちを犯してしまっていた。

皆さんは、慣れない地で外出するとき、帰り道はどうやって覚えるだろうか?キレイな石を置いて行くだろうか?パンをちぎって置いて行くだろうか?
多くの方は目立つ建物や、目印を見つけながら歩くのではないだろうか。というか誰だってそうする。俺だってそうする。

だがここで私は、寮を出て遠くにみえる左から二番目の山に向かって、水が流れる道を辿っていけば帰れるだろうという、パンをちぎって歩いたヘンゼルも頭を抱えるレベルで愚かな道の覚え方をした結果、夜中なので当然山は全く見えないし、水路も三つくらいあるということで、完全に迷子になりました。

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清明寮からの景色
(この写真はシャトルバスに乗り遅れ、英語のテストに間に合わないことを悟った日のもの)


自然の声を聞いたりできるタイプの人種ならこの覚え方も可能かもしれませんが、自然どころか「あなたは人の気持ちがわからないよね」とフられた経験さえある私にはとても無理な話である。
一か八か水の音をたよりに道を進め、それらしき建物を見つけるも、よく見たらそれもラブホテルで、私は暗闇の中途方に暮れていた。
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当時の写真

スマホの充電もわずかとなり、最終手段として、断腸の思いで私は当時できて間もない学科のグループLINEに助けを求めた。
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当時のLINE
誤字から焦りがうかがえる

結果画像の通り、友人に迎えに来てもらいなんとかなんとか帰宅。
充電が切れたスマホを握りしめ、暗闇に震えていた私のもとに颯爽と現れた彼らは、まるで世界の救世主のように映った。
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こんくらい頼もしかった。実際は2人だけど。

そんなわけで私は無事に帰れたわけだが当然多くの同じ学部の人がこのクソ恥ずかしいやりとりを見ているわけで。

それからというもの、授業のグループワークなどで自己紹介をする度に「ああ、あの迷子の…」といった感じで完全に迷子キャラになっていました。
しかもLINEの名前も「スピーディかんの」という変態じみた名前であったため、「迷子のスピーディ」という情報だけが先走り、大学ではスピーディというあだ名で呼ばれるようになりました。

皆さんも、新生活の出だしからこのような失態を犯して変なキャラ付けされたり、変な名前で呼ばれないように気をつけましょう。
あと相手の気持ちもよく考えるようにしましょう。フられます。

おわり